2018.3.10 UP

にゃんこのタケちゃん物語
〜その20〜

ちりりん〜。ちりん。風鈴ではない。
おねぇちゃんは、タケちゃんにプレゼントを買ってきた。
鈴の付いた赤い首輪だった。

「タケちゃん! ほら!」

おねぇちゃんは、早速、タケちゃんの首に付けてみた。

ネコの首は、意外と細かった。
あれれ? 一番小さい物を買ったのに、
一番奥の穴でも余ってるぞ…。


首に何かがついている。
タケちゃんは、そんな感じで首を必死で見ている。
その姿がなんだか、おかしい。

やっぱり違和感があるのか、
タケちゃんは、せっかく買ってきた首輪を
取ろうと必死だった。
その姿が、なんだか、おもしろい。

「きゃぁ〜っ!!!!」

おねぇちゃんは慌ててしまった。
なんとタケちゃん、首輪を外そうと一生懸命
噛んでいた。その時、下顎が
首輪に引っかかってしまった。

あがあがとあがいているタケちゃん。
おねぇちゃんは、慌てて首輪を外した。



首輪にも慣れた頃、おねぇちゃんは、
タケちゃんにひもをつけて
散歩に出かけようと試みた。

駄目だった。

タケちゃんは、箱入り娘。外を怖がってしまう。
取りあえず、ひもをつけて、テーブルの足につなげた。

タケちゃんは、ひもに慣れていない。
ひもを付けたことで、行動範囲が限られてしまったことに
気づかないタケちゃん。いつもの通りに歩いている。
しかし、途中で停まってしまう。前に進めない。

その姿がかわいくて、おねぇちゃん、その後何度か
ひもを付けてタケちゃんを観察する。

タケちゃん、それ以上は、進めないんだよ。

しかし、タケちゃんは、そのひもで遊んでしまった。
それがあだとなったのか、ひもがテーブルの足にからまって
更に行動範囲が狭くなってしまった。
テーブルの下だけに…。


今では、すっかり首輪をしないタケちゃん。
ノミの発生で首輪のまわりがかゆいようで、
かきまくって、首輪はぼろぼろになってしまった。


その後、おねぇちゃんは、時々、タケちゃんの首に
何かを巻いて、かわいくみせていた。

タケちゃん、気に入ってくれたかな?
毛糸の首輪。

ただ、首の長さに合わせて、切ったものを、蝶々結びしただけ。
それが、一番、似合っていたかな?


2018.3.10 改訂版UP どちゃん!著


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