2018.4.29 一年前に観ていたドラマの感想を一気にアップしました〜。


テレビドラマの感想<1> 2015年4月〜

テレビドラマ作品を観るのは、知ってる作品が基になってる、
気になる役者さんが出る、あらすじや番宣でおもしろそうと思ったなど、
理由は偏ってます。てなことで、観たドラマの感想を偏りながら書きました。
ドラマのあらすじというか、あらすじ無視での感想です。


2015年4月〜
テレビにて観たドラマの感想です。
全話観終わってからアップします。

※各作品の感想はタイトルを
 クリックするとページ内で移動します。
 ・「天皇の料理番」(TBS版 2015)
 ・「掟上今日子の備忘録」
 ・「偽装の夫婦」
 ・「下町ロケット」(TBS版 2015)
 ・ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜
 ・スミカスミレ
 ・お迎えデス。
 ・IQ246 〜華麗なる事件簿〜
 ・家政夫のミタゾノ
 ・視覚探偵 日暮旅人
 ・小さな巨人
 ・人は見た目が100%
 ・フランケンシュタインの恋



フランケンシュタインの恋
放送期間:2017年4月23日〜6月25日
日テレ系にて放送。
特に気になる俳優さんが出てるわけではなかったけど、
ドラマのあらすじを観て、ちと、気になったので、観る事にしたドラマです。
フランケンシュタインという題材も、自分が好きな要素の一つだったのですが、
兎に角、このドラマでも、純粋な心に、魅了されました。
その純粋さ故に、今の世の中では、過ごしていけない…と思いきや、
天才という天性の影響もあるのか、今の時代にも順応するという、凄さ。
そして、彼と過ごし、彼の心に触れるたびに、人々の心も変化するという
人間の欲も垣間見ることになる、凄い内容のドラマでした。
やはり、老いることはないので、周りの人々が孫の代になっても、
現役バリバリで、研究者として生きていくんだもんなぁ。
自分の体から発する物が原因で、未知の病にかかっていた彼女を
その研究魂で、治してしまう…というか、治したいという強い思いが
彼女を救うことになる。これもまた、このドラマのええところでした。
深志研さんのあの、遠慮がちな表情が、印象的でした。


2018.4.29 UP



人は見た目が100%
放送期間:2017年4月13日〜6月15日
フジテレビ系にて放送。
桐谷美玲ちゃんご出演とのことで、観てみました。
のっけから、なんじゃこりゃ〜!
見た目はさえない真面目な理系女子。
こういう役を与えられると、美玲ちゃん、ほんと、凄いなぁと。
理系なので、何に対しても、ついつい研究対象にしてしまうところが
これまた、面白い。
更には、水川あさみさんと、ブルゾンちえみさん。
このトリオが、もう、向かう方向がずれてるっぽいのに、すごく真剣に
考えて考えて考え抜いた先が、お笑い要素になるってのが、
毎回観ていて楽しかった。
楽しくみてたし、城之内純ちゃんの初恋も応援してたんだけど、
初恋相手の美容師の考えが、ドラマを台無しにしてしまう程の
クズにもゴミにも劣る再利用すらできない、許せない程の男で、
ドラマ終わってすぐに、録画削除したほど、幻滅してしまいました。
面白かっただけに、残念。ついでに、役だと解っているんだけど、
美容師役してた俳優さんを目にするのが、今でも苦手だ。

2018.4.29 UP



小さな巨人
放送期間:2017年4月16日〜6月18日
TBS系にて放送。
一応、ドラマの内容的には、あまり好きになれない部類なのですが、
香川照之さんが出るようなので、今回は、観てみることにしました。
やはり、お笑い的な要素は少なくて、熱血すぎてて、苦手だったけど、
一話終わる毎に流れる曲とのマッチングが素敵すぎて、
エンディングソングが流れるのが楽しみなだけで、観続けました。
なので、あの曲の前奏を歌番組で耳にするたびに、身構えてしまいます。
…ところで、平井堅さんが「ノンフィクション」を歌うとき、
いつも片手に花束持ってるのが、気になるんですが……。

このような熱いドラマは、もう、無理です。

2018.4.29 UP



視覚探偵 日暮旅人
放送期間:2017年1月22日〜3月19日
日テレ系にて放送。
松坂桃李さん主役っつーことと、シシドカフカさんが出るということで、
観てみました!
旅人の想い、そして、行動。それを見守るかのような周りの人々との絆。
結局、旅人は視力を失ってしまったみたいですが、旅人が守った人々は
旅人の優しさに応えるかのように、過ごしているのが、救いだったかな。
それにしても、シシドカフカさんの蹴りは凄かったなぁ。
ドラマー姿だけでなく、迫力あったわぁ…。

2018.4.29 UP



家政夫のミタゾノ
放送期間:2016年4月23日〜6月18日
テレ朝系にて放送。
松岡くんの女装姿が気になって、観てみよう!と思ったドラマです。
家事に関する役に立つ情報が、結構ありましたね〜。
試してみたいと思うものもありました。

物語の中で、一度だけ、女装を解いて、くどく場面がありましたが、
その姿が、また、格好いいんだよね〜。
それにしても、ミタゾノさんの謎が、明かされた時は、びっくりやった。
家庭を崩壊へ…というよりも、秘めた思いをぶつけて、心から打ち解ける
ように仕向けていたのでは?…と、私は思った。

2017.2.22 UP



IQ246 〜華麗なる事件簿〜
放送期間:2016年10月21日〜12月9日
TBS系にて放送。
土屋太鳳ちゃんが出るとのことで、観てみた。…というよりも、
TBSで春と秋に行われる、大型長時間クイズ番組での番宣の影響もあり、
さらには、織田裕二さん主役っつーことで、取り敢えず、第一話を観てみよう!
てな具合だったんだけど、なんと、珍しい。私ったら、このドラマで、
とある俳優さんのファンになってしまったという… (^^ゞ

格好良かった〜、賢正さん。
これ、眼鏡を掛けていたのもあるんだろうなぁ。

私、眼鏡キャラが好きだからね〜。笑顔が素敵で、更には、影があり、
何やら秘密めいてて、姿勢が良くて、執事で、格闘が強くて、
お茶目な所もあって、そして、毒がありそうなのに、優しいというところ!

これ、私がはまる要素満載なんだもんなぁ〜〜!

てなことで、ドラマの感想!



2017.2.22 UP



お迎えデス。
放送期間:2016年4月23日〜6月18日
日テレ系にて放送。
土屋太鳳ちゃんが出るとのことで、観てみた。
笑い要素がたっぷりありながらも、お別れした方とのお話もあって、
これまた、涙欠かせない内容ばかりでした。
いかんせん、あまり好きになれなかった俳優さんが主役だったので
ときどき、興醒めもしちゃいましたが、兎に角!
良いお話でした。
太鳳ちゃん、かわいかった。

2017.2.22 UP



スミカスミレ
放送期間:2016年2月5日〜3月25日
桐谷美玲ちゃんご出演なので、観てました。
いや〜、ほんと、松坂慶子さんのおばさん演技が、すごくかわいくて、
なぜか、美玲ちゃんよりも、魅入ってしまいました。
怪しげな化け猫・黎も、及川さんが演じてたでしょ〜、妖艶で、素敵だった。



2017.2.22 UP



ヒガンバナ〜警視庁捜査七課〜
放送期間:2016年1月13日〜3月16日
堀北さんが主役ということで、観てみたのですが、
いまいち……楽しめる要素が無かった。
きっと、私、女性ばかりの内容は、苦手なんだろうなぁ。

堀北さんは、やっぱし、イケパラの時が一番良かった。
(感想、短っ!)

2017.2.22 UP



下町ロケット(TBS版 2015)
放送期間:2015年10月18日〜12月20日
下町の中小企業の底力を馬鹿にするなよ!という力強いドラマでした。
もう、主役の阿部寛さんが、熱い! 観てるこっちが、勇気づけられるドラマでした。

前半と後半に物語が分かれており、前半は、ロケットの部品、後半は医療部品を
精密さと技術力、そして、技術者としての物へのこだわりと思い、良いもの、そして、
これが必要だと思ったらとことん追求していくその行動力。
製造業に勤めて25年になろうとしてる自分にとっても、良いドラマでした。

まぁ、このドラマを観てみたいなと思ったのは、これまた、ご出演の役者さん
目当てでした。
仮面ライダードライブの主役だった、竹内涼真くんがご出演されるとのことで…(^^ゞ
後半に、竹内くんが主に出てましたね。阿部さんの熱さを受け継いだ感じで、凄かった。
ロケットも、医療部品も、精密さが欠けるだけで、大事故に繋がる。
金目当てじゃない。儲けが目当てじゃない。
小さなものにもこだわって、大切に、丁寧にすることが、それに繋がるんだと。
どれだけ金が掛かっても、それが必要なら、満足行くまでやる。
時間が掛かるけど、それでも、手を抜くこともせず、良い物を、もっと良い物を作り出す。
それには、周りのサポートも必要だと、実感させられた。

ドラマでは、阿部さんが演じる下町工場の社長が、ずっとこだわり続けたロケットへの
思いが、職場で働く社員達へ、中々伝わらず、給料面などで、意見の対立が
発生するものの、社長の熱い思い、そして、社員達を大切に思う心が、
凄く熱く伝わってきました。
社員が頑張ってるんだ。だから、これを辞めるわけにはいかないっ!と、社員を信じ、
社員の技術力を見極めているからこそ、そういう行動が出来る、熱い人でした。

ロケットが宇宙へと向かっていった時は、観てるこっちも感動した。


後半は、人工心臓の心臓弁となる小さな部品を作るお話。
人工心臓が必要となる、重い心臓病を抱えた子供達が、元気に走り回るために
絶対に必要で、子供の成長に合わせて、伸縮できるような素材を使うことを中心に
社員達が睡眠を削ってまで、試作に試作を重ねて、完成させるという内容。
もちろん、複雑に、人間関係やら、賄賂やらが絡み合った人間の闇の部分も語られます。

それぞれのキャラを演じられた役者さんも、濃い人ばかりでした。
杉良太郎さんに、吉川晃司さん、安田顕さんに、今田耕司さんや石倉三郎さん。
このドラマで知った役者さんも居られましたが、一番びっくりしたのは、北野武映画に
よくご出演される、強面の國本鐘建さんが少しだけだったけど、良い役で出たこと!!

ただ、寂しかったのが、ほんの少しだけ弁護士役でご出演だった、阿藤快さんが、
ドラマ放映期間に他界したこと。なんだかな〜。ほんとに、驚きました。
あっ、そういえば、手のひらをコロンコロンと変えまくる銀行の支店長役に、
東国原英夫さんが出てこられましたねぇ。すんごく、お似合いの役でしたね、うん。
まぁ、最後には、阿部さんのスカッとする言葉で、叱られてましたけどね〜。
資金繰りに苦労して、助けて欲しい時に冷たい態度を取ったのに、資金が安定した途端、
手のひらを返したように、へいこらしながら、近づいてくるという支店長さんだった。
でもまぁ、仕方ないよね。銀行も大変だもんね。いつまでも根が出ない、先が判らない
開発費の為に、融資し続けるなんて、ほんと、難しいもんなぁ。

このドラマの放映中に、下町ロケット2という小説を連載したという、原作者さん。
原作小説は読んでませんが、後半は、深刻な内容で、人工弁のお話って、
実際にあるのかな? と、気になりました。
医療分野も、本当に、小さなものまで、技術が必要だなぁと。

勧善懲悪。スカッとするドラマでした。

2016.2.11 UP



偽装の夫婦
放送期間:2015年10月7日〜12月9日(日テレ系)
天海祐希さん主演とのことで、ちょっと観てみようと思ったら、おもろかった。
なんだろう。天海祐希さんって、アラフォーの時もそうだったけど、
真面目でぶっ飛んだ感じで、感情に熱いというキャラが多いと思う。
(自分が観たドラマだけ)

このドラマの魅力はなんと言っても、主人公のヒロの心の声。
人前では笑顔を繕ってるけど、内心は、毒づいてて、それが、ドラマでは
テロップという形で、現れる。その絶妙なタイミングと天海祐希さんの口調で、
笑いを誘ってしまうという、表情と心のギャップの激しさが、毎週楽しかった。
しかし、その心の声は、ヒロが愛した男性との再会から、徐々に表に出て
しまいには、心の声を口にして、本音をずばずばと言う性格へと変わっていきました。
ヒロが愛した男性というのが、ゲイだったとか、ヒロを育てた叔母が、いつもヒロに
毒舌で接していたというのに、本当は、ヒロのことを一番気に掛けていたとか、
劣等感抱きまくってたヒロの従妹がドジだけど、優しいとか、
これまた、個性溢れまくったキャラが多かったドラマでした。

ヒロが愛したゲイであることを隠して生きていた超治が、母親が癌で余命半年だと
言われたと聞いて、母親を安心させたい一心で再会したヒロに「偽装の夫婦」として、
母親を安心させようと企んだのがこの物語の発端で、ヒロは、心の声を隠しながらも、
偽装の妻を演じ、結婚披露宴までしたものの、妙に謝る母親が気になり尋ねたところ、
「嘘なのよぉ〜〜、ごめんね、ヒロさん。超治には言わないで」
と………。親子揃って、「偽装」!!!
超治は、ゲイであることを母親に隠し、母親は癌であることを隠す。
そんな親子に巻き込まれたヒロだったけど、超治という男を気にしながら過ごすうちに、
自分は本当に、超治の事が好きだと気づき、このまま偽装夫婦を続けることに
苦痛を感じ、愛していることを告げて超治と別れることを決意する。
…だけど、自分に正直に生きたいと、心の声を口に出しながら、周りの人々の優しさにも
触れて、最後は、超治と一緒になるという。

誰もが、心に何かを秘めて、我慢して生きていた。
だけど、心に秘めたものを口に出すことで、更に一歩前へと進める。
それは、時に相手を傷つけることもあるけど、ちゃんと相手にも
理解をしてもらおうという努力も必要だな、と。

このドラマでも、ヒロのことを好きだった幼稚園児が、ヒロの決意に
大泣きしてしまい、ヒロは、こうなることが分かっていたものの、
停めることができない自分も嫌になるけど、それでも、理解して欲しいと
必死に訴える姿が、もう、たまらんかった。幼稚園児も、周りの優しさを感じ、
ヒロのことを受け入れたけど、その幼稚園児の母親は、理解しながらも、
今まで心の奥にしまい込んでいた自分を表に出し、ヒロに悪態をついてから、
新たな人生へと向かっていった。
その母親=シングルマザー役は、内田有紀が演じてた。
じっくりと演技を観たこと無かったけど、意外と上手いと思った。
夫からの暴力で足をひきずることになり、その夫と別れたはずなのに、
ストーカー行為されたり、娘を誘拐されたりと、散々だったけど、
ヒロと超治が居たからこそ、ヒロに思いをぶつけることも出来たんだろうなぁと。

なんやかんやと、このドラマには、今現在、社会で問題になりつつある
深い内容が含まれてて、色々と考えさせられたドラマでした。
おもろかった。
ただ……第一話だけ、録画し損ねて、ヒロと超治の再会シーンを観てないだけに、
再放送を待つことにした。

2016.2.11 UP



掟上今日子の備忘録
放送期間:2015年10月10日〜12月12日(日テレ系)
忘却探偵、不運を身にまとう男、何やら気になるキャラですやん。
てなことで、第一話を観たら、見事、はまりました(^^ゞ
まぁ、ご出演の役者さんが、新垣さんに岡田将生さんだもん。
観ますわな〜。さらには、仮面ライダードライブに出てた
内田理央ちゃんまで出るんだもん。そりゃぁ、観なきゃねぇ!

さてさて、ワンクール観た感想。
どうやら、途中からは、ドラマオリジナルのお話になってたらしい。
なんとなく、途中から、少し違った感じがしたのは、その影響かな?
まぁ、兎に角、寝ると記憶がリセットされてしまうという忘却探偵が、
鋭い視線と観察力で、その日のうちに事件を解決するという。

最近、名探偵コナンにはまってしまってからは、探偵ものにも興味があり、
いろいろと観てしまうけど、今日子さんは、少し違った感じでした。
不運だらけの男・厄介(やくすけ)が、必ず事件に巻き込まれて犯人に
間違われるものの、今日子さんのお陰で、疑いを晴らしてもらうという、
毎回、同じパターンなのに、飽きが来ない内容でした。

今日子さんのキャラも、厄介くんのキャラも、サンドグラスのマスターや
その従業員たち、出版社の人、刑事さん。個性溢れるキャラばかり。
ある日を境に記憶がリセットされるようになり、目覚めるたびに、
毎日が新鮮だと、その日を大切に生きるという今日子さん。
その今日子さんと出会い、その言葉に励まされながら日々を暮らす
厄介くん。この二人の名コンビが最終話のシーンを観たら、大泣きした私。

眠ると記憶がリセットされるということは、今日子さんを眠らせ、次、目覚めた時に、
眠る前とは違うことを教えれば、今日子さんは、それを信じて、
その日を生きていくという危険決わりない状態を利用して今日子さんを操った男。
しかし、今日子さんの周りが今日子さんの事を覚えているものだから、
今日子さんは助けられることになりました。
今日子さんを救ったのは、約3ヶ月、自分の不運を助けてくれた厄介くんだった。
厄介くんは、自分が出会った、風変わりな探偵の事を長々と綴っていた。
この物語は、厄介くんの語りから入っていたから、そこが伏線だったんですね。
その厄介くんは、記憶が書き換えられた今日子さんに逢い、別れの言葉として、

「今日一日を大切に生きて下さい」

と伝えたのが、頭の良い今日子さんの心を動かした訳です。
記憶を書き換えた男は、以前、今日子さんの名推理で、事件を解決され、
殺人の容疑で逮捕された男で、これまた、今日子さんがお世話になってる
サンドグラスのマスターの雇い主(これも最終話に明かされた内容)の
隠し子だと勘違いされ、雇い主が亡くなった途端、財産を隠し子に
渡すと言われた親族が、記憶を書き換えた男と知り合いで、今日子さんが
その隠し子だと勘違いされたまま、偽装の夫婦を装い、
(ここ、今期のドラマとかけてた?!)
今日子さんを監禁していたというだけなのですが、実際は、隠し子は
サンドグラスの従業員・まくるという女性だったという話で、今日子さんは
雇い主を以前助けただけだったという、最終話に複雑に絡んでいた!!!
ってことが分かったのですが……って、話を戻すと、記憶を書き換えた男が
夫だと今日子さんに言っているにも関わらず、何もかも「明日」と口にする為、
今日子さんは、疑問を抱くわけで、その時に逢った厄介くんの別れの言葉を信じて、
自分が誰なのかと、厄介くんに助けを求め、そして、厄介くんが書いていた
備忘録を発見し、自分自身が誰なのか…というか、自分が生きてきた証を
書いてくれた厄介くんに「これからも、口説いて下さい」と伝えて眠りに就いたという。

…と、この辺りが、原作には無い、ドラマオリジナルらしいのですが、
原作を知らない私にとっては、前半も後半も、すごく楽しめました。
最後の今日子さんの危機には、本当は、嫌な内容だと思ったけど、
それがあったからこそ、今日子さんが、自分の備忘録を読んだシーンが
引き立ったんだろうなぁ。あのシーン、そして、紙が風に舞った後に
厄介くんの登場で、今日子さんが、自分は掟上今日子だと言った時に
落涙したのも、滝涙したのも、作成陣に、やられた感を抱いたのも!

結局、目覚めると(それまで、寝ないで厄介くんの言葉を信じて起きていた)
全てがリセットされていたので、厄介くん、残念!!
だけど、厄介くんは、めげません。
逢う度に、名刺を渡されようが、今日子さんを約束通り「口説きまくる」そうで……。

ワンクール通して、一番笑ったのは、自分の腕に記録として、
名前と大切な人を書き留めている今日子さんが、厄介くんを
「厄介さん 信用できる」と書いたにもかかわらず、その文字を見て
「やっかいさん???」となるシーン。そして、その厄介くんんを
目の前で見たときの、「ああ〜〜ああぁあああ!!」という今日子さんの
表情かなぁ。

今日子さんのシーンは、どれもこれも、楽しくて、かわいかったけどね。

ドラマの合間にある、CMで、新垣さんご出演の冬のチョコレートの
CMあったんだけど、ドラマと比べると、えらい違ってたんだよねぇ。
髪型一つで、印象が変わってただけでなく、眼鏡の有無でも違ってた。
ドラマでは眼鏡掛けてたからなのか、目が、くりくりしてた。
はにゃぁ?なドラマも観てたので、その頃から、気になる女優さんで、
かわいさは、変わらないなぁと。むしろ、綺麗になったよね〜。
岡田将生くんは、花君だけでなく、乙男の時も気になってたから、
ほんと、このドラマは、役者さんだけでも、見応えあった。
原作、読もうかなぁ。

ドラマ、第二弾、あると嬉しいな。

2016.2.11 UP



テレビドラマ「天皇の料理番」(TBS版 2015)
放送期間:2015年4月26日〜7月12日(TBS系)
佐藤健君主演とのことで観てみたら、健君の包丁さばきが凄くて
それだけでも見入ってしまった。練習した(特訓?!)成果が現れてる!


癇癪持ちながら料理の世界に魅了された主人公・秋山篤蔵が
周りと衝突しながらも、自分の夢=「天皇の料理番になること」を
目指し、周りの支え、優しさのお陰で、その夢を叶えることが出来た。
だからこそ、夢を叶えることが出来たから、それを続けることが大切だと
奮闘する姿も、なぜか感動を与えるという。
そして……。
58年も勤めた料理番人生に終止符を打った。
天皇への挨拶と共に、その手には懐からそっと取り出した鈴があった。
最初の結婚の際に愛妻へ贈った鈴。結局、離婚をしたものの、
愛妻である俊子は、その鈴を持ち続け、篤蔵と再開した後、再婚、
時代の激変、自然災害などを乗り越えていく中、その鈴は後に
篤蔵の「癇癪」を抑える役目になるという、物語上、大切な鈴。
その鈴のアップでドラマを完結させるという演出が、凄かったです。

各話、必ず最後の方で、感動する場面があって、その感動に
うるうると来ているところに、主題歌の「夢見る人」が流れ出し、
落涙になってました。それが、最終回にもあって、鈴のシーンで
グッとこみ上げ、凄くすっきりした終わり方をするという。

一つのことを全うする姿も、格好いいですね。
自分には、何があるのかなぁ…と考えましたが、見当たらず。
今からでも遅くないかな???


てなことで、感想にもなってない語り方になりました。

2015.7.20 UP





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